1. |
Rainyside Sunnyside
04:26
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君は不確かな泡のようで
事実は瑕疵から歪む
病的な立ち位置なら心地よくて
僕は歌うよ 君は奏でを
「息が上がるから歩いていこうね」
閉じた街を見下ろす光景
引き離すなら 虹を溶接
僕は問うよ
透明な日々を撃ち抜く雨粒が光と混ざれば
両手は全てを受け入れた 僕は愛を 君は何を？
肯定は否定の内側に溶けた痛みを慣らせば
両手は全てを受け入れた 僕を笑えよ 意味は無いよ
陽が昇るから閉じた両目
悴む指と 街に降雪
サヨナラだけがふさぎこんで
僕は歌うよ 君は奏でを
「息が上がるから歩いていこうね」
閉じた街を見下ろす光景
引き離すなら 虹を溶接
君は答えを
透明な日々を撃ち抜く雨粒が光と混ざれば
両手は全てを受け入れた 僕は愛を 君は何を？
肯定は否定の内側に溶けた痛みを慣らせば
両手は全てを受け入れた 僕を笑えよ 意味は無いよ
曖昧さを実感が追い出した たまに君を思い出した
曖昧さを実感が追い出した たまに君を想い出した
「会いたい」で重ねる午後に 再会で満ちる頃に
伝えたくて響くほどに 解体して築くノートに
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2. |
Magicwork Disco
04:21
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Dance, Dance, I wish for your love!!
踊る君の指先が月の淵に触れた
僕はそれを「綺麗」と口に出して呟く
消えそうな痛みも縫い付けていいと言ってよ
忘れる前に僕が歌にしてみせるよ
揺れる影、途切れる声に
重ね合わせた魔法で
機械仕掛けの運命の歯車をひとつだけ隠す
「忘れるのが怖い」と悲しみを抱えては
目に涙浮かべると力なく笑うんだ
重い空を持ち上げるだけの力を僕に
君が好きな歌だけその隙間に入れて
揺れる影、途切れる声に
重ね合わせた魔法で
機械仕掛けの運命の歯車をひとつだけ隠す
君がまぶた閉じた時に一つずつ痛みを消す
崩れ落ちる未来にさえ上手くほほ笑みかけてよね
つかえた痛みが透過して
少しずつ僕らは慣れていった
つかえた痛みが透過して
少しずつ僕ら離れていった
揺れる影、途切れる声に
重ね合わせた魔法で
機械仕掛けの運命の歯車をひとつだけ隠す
君がまぶた閉じた時に一つずつ痛みを消す
崩れ落ちる未来にさえ上手くほほ笑みかけてよね
Dance, Dance, I wish for your love!!
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3. |
F.A.V
04:30
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目覚ましをかけずおきる朝 飛行機雲大空に伸びて刺さる
車どおりの少ない桜並木を抜けた先にある公園
シンプルな表紙の短編小説 少し辛めのジンジャーエール
手のひらの中のゼリービーンズ ステンドグラスの中のティンカーベル
陽だまりに座る白い犬 カメラアングルこだわるB級映画
海沿いを走る車の中でスピーカーから零れるイージュー☆ライダー
午前４時か５時頃のDJブース 西日が入り込んだ白い部屋
論点がずれている恋愛相談 ハッピーエンドで終わるなら
波の無い海 冬に咲く花 終わりの無い話が続く
愛を歌う人 肩に落ちる雪 終わりの無い話が続く
忘れられたタイムカプセル 本音を閉じ込めた交換日記
ボーカルにかかるショートディレイ 使い古しのトートバッグ
少女と黒猫のジブリ映画 友達と帰る冬の道
風に流される昼間の花火 いない人に会える浅い夢
間違えて降りた知らない駅のベンチに腰を下ろす老夫婦
生まれる前の僕らを温めた70年代のマザーグース
春風の中に混ざる歌 少し丈の長いピーコート
ニューシネマパラダイスの最後の15分 ギターやマイクを置かない僕ら
波の無い海 冬に咲く花 終わりの無い話が続く
愛を歌う人 肩に落ちる雪 終わりの無い話が続く
何かに似ている白い雲 公園で居眠りしてる画家
90年代のJPOP アルバムの中の君の面影
友達がくれたネイビーのキャップ ベッドの中で終わる休日
耳を傾けてくれる君に歌い続けるのは僕の独り言
父親が残した思い出話 ドライトマトが乗った塩のパスタ
マイナーコードのアルペジエイター キリンの形をしたブックマーカー
スケボー抱えているティーンエイジャー 図書館の中で満ちる時間
遠くで鳴ってる古い鍵盤 僕らの心と体とすべて
波の無い海 冬に咲く花 終わりの無い話が続く
愛を歌う人 肩に落ちる雪 終わりの無い話が続く
初めて覚えたFコード 夜道を照らす白い三日月
駄菓子屋で買えるチョコレート 平日の水族館
パンクバンドの解散ライブ 電波が繋いだ君の声
減りの早い白の水彩絵の具 4分半で終わるラストナンバー
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4. |
Melancholy over me
04:39
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Please tell me once again. Show me last over...
ぶれることのないこの音の向こう
すべてとかいつかとか包んでいた
消えることのないこの想いひとつ
テキトウにこの憂いも包んでいく
ああ、ひどい夢を見ていたようだって
目が覚めたら終わればいい？
ひとつの未来 ふたつの願い
繋がるように見えている様
どうせすべての想いも忘れていく
テキトウにこの憂いで忘れていく
ねえ、想えば遠くなるのならいっそ
目が覚める前に終わればいい？
限りある世界 ふたつの世界
信じてる運命なんていう様
ふたりがただ 出会っただけ
意味もないなら忘れられるだろう
あきらめている・・・・立ち止まってる・・・・
その向こうには、何かあるのかな？
(Please tell me once again. Show me last over...）
全てがただ 過ぎていく様
それでもまだ 僕らはまだ
ひとつの未来 ふたつの願い
繋がるように信じている様
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